前回は人口構成の変化と長寿化でした。
今回の要因4と次回の要因5は、軽めです
著者リンダ・グラットンさんの専門外かもしれません
要因4、社会の変化ですが、
テクノロジーの進化、グローバル化の進展、人口構成と長寿化という強い力が渦巻く中で、私達がそれに翻弄されつつ変わっていくことは避けられない。
そして、表面的な部分こそ変わっても、根本的な部分では人間の性質が変わらない。としてマズローの欲求の5段階をあげています。
なるほど、そうですよね
いくら、AIだ、スマホで何でもできる、長生きできる
といっても、
コミュニティーの一員でありたい
仕事や課題の達成感をもちたい
自分の能力や可能性を発揮したい
という人間的な欲求は変わらない
著者リンダ・グラットンは要因4では、7つの項目をあげています
1.家族のあり方が変わる
世界中で家族の規模が小さくなる
→すでに日本ではそうなっていますよね。個人的には昔に戻り大家族に戻ってほしいのですが。テクノロジーがすすむことで小家族化がすすむ。これはマズローの下から2つ目を脅かすと思うのです。だから幸せ感が小さくなるように思います。
2.自分を見つめ直す人が増える
→これもすでにそうなってきている。と思います。コーチングが注目されるのもその現れだと思います。人生が長くなる。65歳の定年後、20〜30年生きるとすれば、自分を見つめ直さざるを得ない。かもしれません。
3.女性の力が強くなる
4.バランス重視の生き方を選ぶ男性が増える
→良いですよね
5.大企業や政府に対する不信感が強まる
→そのとおりですよね。アメリカのトランプ大統領、森友学園で紛争する日本の政治家。品質偽造の神戸製鋼他、東芝・・・
6.幸福感が弱まる
著者リンダ・グラットンは、生活水準がある一定レベルに達すると、それ以上に生活水準が向上すればするほど、概して幸福感が弱まっていく傾向がある。と言っています。
幸福感の限界効用以上の弱まわり方ですね
こんな感じでしょうか
7.余暇時間が増える
→これまで余暇=テレビでしたが、余暇の時間で何かを創り出す。という時間の使い方が考えられます。良いですよね。そうしたいですね。
未来を形づくる要因の最後です。
ウィル株式会社
代表取締役 奥野智洋