前回は社会の変化でした
著者リンダ・グラットン曰く「未来を形づくる5つの要因のなかで、最も不安と無力感を抱いていたのがこの要因だった」
たしかに、2018年現在でも
→太陽光、バイオ、温度差、海洋・・・など持続可能エネルギーのいろいろな取り組みが行われているが、従来の石油、原子力にとってかわる程にはなっていない。
1.エネルギー価格が上昇する
この仮説を受けて、著者リンダ・グラットンは、ものや人の移動を減らす社会を予想している。テクノロジーの進化と合わせ、人の移動はバーチャルな空間に置き変わると予測している。会議、打ち合わせ、実際の協働現場においても人の移動は減る。
2.環境上の惨事が原因で住居を追われる人が現れる
3.持続可能性を重んじる文化が形成されはじめる
贅沢な消費に歯止めがかかる
→石油を使う車、それもベンツ、キャデラックに代表される大型車は成功者のシンボルだった。2018年すでに、電気自動車への流れができている。さらに車を持つという消費行動自体が「時代遅れ、非文化的」と考える社会になる。
著者リンダ・グラットンは、2025年の中心的世代、Y世代(1980〜95年生まれ)は持続可能性重視の考え方をする人が多いと予測している。
これで要因1〜5が出揃いました
要因1 テクノロジーの進化
要因2 グローバル化の進展
要因3 人口構成の変化と長寿化
要因4 社会の変化
要因5 エネルギー・環境問題の深刻化
以上が、未来を形づくる5つの要因、32要素です。
これらの要素をふまえ
次回は、著者リンダ・グラットンさんの未来を描くプロセスを紹介します。
未来を描く。
NLPコーチングを使ったスキルで私が最も得意な、未来(Vision)を描くはその後でご紹介します。
ウィル株式会社
代表取締役 奥野智洋