積極的に社会と関わる未来 共感とバランスのある人生を送る ワーク・シフトWORKSHIFT

積極的に社会と関わる未来

共感とバランスのある人生を送る

東南アジア農村放浪記 – はてなブログ より引用

この章は著者リンダ・グラットンが一番望む未来ではないでしょうか。

また、「主体性」が大きな成果を導く未来です

2025年、著者リンダ・グラットンはアメリカの1家庭を描いています。

家族4人 夫婦は30代、子供二人どちらも小学生

夫(ジョン)は大手小売会社に勤務するが、昇格より家庭の充実を選択している

妻(スーザン)は病院に勤務する。夫と同様に家庭の時間を優先している

一家は、5年に一度カンボジアでボランティア活動を一年間してる

子供二人はインターネットと現地の学校で授業をうけている

夫は、子どもたちに自分たちの社会と違う社会があることを体験させたいと考えた

子どもたちも、カンボジアの友達とすごすのは楽しい。ボランティア活動に来る前からインターネットを通して友達だった

夫が勤める大手小売会社は、この一家のように「選択ができる」会社になることが、社会的な評価を受け、優秀な人材が集まると判断している

ジョンとスーザンは働き方を自分で選択した

ユニリーバ島田由香さんの言葉なら「働き方改革=人生を考えること」

積極的に社会と関わる未来を生み出す要因

ジョンとスーザンのように、自分の選択について、そしてその選択がもたらす結果について、真剣に考え行動する人が世界中で増える

Y世代(1980〜1995頃生まれ)の台頭・・・人工構成の要因

Y世代は、他者への深い共感をもっている。

Y世代が仕事で重視する要素

・学習と成長の機会

・専門性に加えコーチングなどによる人的成長

・チームワーク

・ワークライフバランス(前出の島田さん曰く「ワークライフバランスではなくWork in life。仕事は人生の一部」

自分を見つめ直す人の増加・・・社会の変化の要因

「私はどういう人間なのか?」と問い、行動に移す

NLPの得意な分野です。NLPのeラーニング講座を一部無料公開しています。御覧ください。楽しいですよ。)

女性の地位の向上・・・社会の変化の要因

ジョンやスーザンの様な人たちを集め、会社につなぎとめる決めては

「勤務形態の柔軟性」

多くの会社の経営者が気づき始めてる

2018/6/29 働き方改革法案が成立しました。このワーク・シフト(2010年に書かれた)の予測通りの方向へすすでいることがわかります

バランスの取れた生き方を選ぶ男性たち・・・社会の変化の要因

著者リンダ・グラットン曰く

「すべての人に1つの共通の道筋しか認めないキャリア観が崩壊して、一人ひとりが自分の利害や望みに沿ったキャリアを築きやすい時代がいよいよ本格的におとずれつつある・・・」

だから、キーワードは「主体性」「主体的に選択する」となります。それができる時代がきています。

次回は「ミニ起業家が活躍する未来」です

次回もお楽しみに

ウィル株式会社

代表取締役 奥野智洋

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