著者リンダ・グラットンは、「漫然と迎える未来」の暗い現実。を生み出す5つの要因は、明るい日々を生み出す要因でもある。
と言っています。
その5つの要因は
1.テクノロジーの進化
2.グローバル化の進展
3.人口構成の変化と長寿化
4.社会の変化
5.エネルギー・環境問題の深刻化
でした。
明るい日々を導くのは上記の5つの要因、社会変化のなかで、「主体的」というキワードです。
主体性を発揮できる環境にある。ということ。
主体性を発揮するからこそ、明るいと実感できる。
2025年は現在の社会より、多くの選択肢があることでしょう。
その社会では、主体性が大きなキーワードになると思います。
著者リンダ・グラットンは、事例としてひとつのコ・クリエーションチームを上げています。
ある都市の再生計画。
交通渋滞が深刻化するなかで、都市交通システムの戦略的ソリューションをあるチームが考えます。チームのメンバーは
世界各地の
世代の違う
専門が違う
メンバーです。そのメンバーはチームに主体的に参画することに充実感を持っています。
2025年の明るい未来は「多様性」が生み出す成果。です。それも、50億人(インターネットでつながる人)・・・グローバル化の要因。
現在の一部の専門家が生み出すソリューションと、世界の多様性が生み出すそれとは大きな差があります。
知識のデジタル化・・・テクノロジーの要因
2025年、インターネットを通じて多くの教育が可能となる。
eラーニング・フォー・キッズのプログラムで、世界中の本が読めて、授業が受けれる。
「ジャレド・ダイヤモンド先生の授業も、MITの授業の受けれる」英語は自動翻訳されて。
「ソーシャルな」参加の活性化・・・テクノロジーの要因
ユーザーの参加を加速させる要因の一つは、余暇時間の量と使い方の変化だ。
現在のような、バラエティ番組やドラマを見て過ごす受け身の時間消費からもっと能動的に時間を使うようになる。
漫然とテレビを見て過ごすのではなく、ソーシャルな活動に参加し、成果を生み出すことに喜びを感じるようになる。
持続可能性重視の文化・・・エネルギー環境問題の要因
2025年、何百万人の人たちが持続可能なライフスタイルの創造を目指すようになる。世界の化石燃料依存を弱めるためのカギは自分たちが握っている。と信じている。そして、その実現に向けた取り組みをする事、上記の都市再生計画づくり等、に喜びを感じている。
ウィル株式会社
代表取締役 奥野智洋