G/M/ワインバーグ 技術リーダーシップの人間学
今日は、第1部 第3章です。
前回は、有機的リーダーシップのMOIモデルを紹介でした。
M:Motivation
O:Organization
I:Ides
ドラッカーのマネジメントを5回連続したので、ワインバーグの間が空いてしまいました。
今回はそのMOIモデルの続きです。
今回は、SE的です。
( )は、私のコメントです。
技術リーダーとして成功している人々に共通なスタイル
🔴 彼らは技術革新のプロセスに重点を置いている
その際、次の3つのやり方をする
1.問題の理解
2.アイデアの流れを調整する(作り出す)
3.品質を保持する
(どうです。なるほどですか?)
1.問題の理解
技術屋の中には、やたらにさまよい歩くことを楽しみ、どこかに行けさえすればどこへいくかは大して気にしない、という連中が沢山いる。
(つまり、今の状況はイヤ。という感じです。どこへ行きたい。ではなく。
この感情で転職を考える人もいるでしょうが、少しこのブログやウィル e・ラーニングのコーチングにお付き合いください。きっとブレイクスルーできます)
(ワインバーグはつぎのようにも言っています)
・・・前略、その結果技術者たちは、誤りを予防する方式ではなく、単に誤りを検出するような方式を設計することになった。その違いは4億円という高額なコストに相当した。だが、技術者のなかには、その方が技術的問題として思い白いからという理由で誤りを防止する方式に固執し続けた人々があった。かれらはその余分の4億円を誰が払うのか知らなかったし、実際彼らはそんなことは気にしないのだ。
(長文の引用となったが、私が言いたいところなのです。つまり、SE、技術者は視野がせまく、特に業績(コスト)、目的(誰のための仕事か)の2つの意識が低い。特に、キャリアを積んでいくに連れてこの2つの重要性は高まる)
(では、問題の理解の具体例)
・仕様書を良く読む。細部まで。
・仲間に仕様書を非常に注意深く読むように勧める
・もとの問題に立ち戻ってみる論争を解決する。チームのすべてのメンバーが問題に関する共通理解に達するまでは、問題を解こうとする努力は、エネルギーを浪費することにしかならない
・顧客から使用者の不明瞭なところについての説明と追加情報をもとめる
・作業が進んだ後、要求使用の意味がよりはっきりわかって木多時点で、仕様書を見直す
(これは、SEマネジメント、プロジェクトリーダーをやっている時に知りたかった)
今日は、ここでおわります。
次回は、2.アイデアの流れを調整する(作り出す)
お楽しみに。