プロフェッショナルの条件 P・ドラッカー
( )はウィル、奥野智洋の私見
Par3 自らをマネジメントする
2章 生き生きと働くための方法
(今回も、私がこのドラッカーを紹介している核心のところです。SE,技術者はマネジメントが苦手です。しかし、このマネジメントを知れば人生は変わります。仕事もプライベートも。そして知ってほしいのです。マネジメントは学習できます。そして何を得てほしいのか。それが今回です)
ドラッカー氏、曰く
これからは、誰もが自らをマネジメントしなければならない。自らを最も貢献できる場所に置き、成長していかなければならない。
(つまりセルフマネジメントです。
自らが力を発揮できない。それは嘆くことではなく、マネジメントすることなのです。
SE,技術者がマネジメントを身につければ、無敵。つまり価値が倍増します。
自分の人生。自分の行き先を決めるオールは自分の手で漕げ。中島みゆき 宙船)
(いまさらですが、当社のキャッチコピー
「わくわく楽しい、そして業績の上がる組織をめざして」
の根っこはここにあったのです。
自分の強みを知ることは、簡単そうですが実はそうではない。
好き。と強み。は違う。
強みを知る方法はフィードバックしかない。
(NLP基本原則では、失敗はない、ただフィードバックがある。そのフィードバックが望んでいた結果かそうでないかがあるだけ。と考えます。したがって、適切にフィードバックを受けることが重要です)
人と組むか、ひとりでやるか
大きな組織でやるか、小さな組織でやるか
意思決定者か、補佐役か
(私は、コンサルタント、コーチングとして自覚しています。独りでするタイプです。人と組んでやると、成果が出ない。もう少し言えば、ヒアリング、打ち合わせに成果を出すタイプです。資料の収集、分析だけでは成果を出せない。
さて、あなたはどうですか。どのフェーズで一番力が発揮できますか。逆に、一番成果がでませんか。
企画、プレ提案、スコープの決定(要件定義)、基本設計、詳細設計、結合テスト、総合テスト、テスト稼働、本稼働、運用管理、改善提案、アップグレード提案)
自らをマネジメントするためには、強みや仕事の仕方とともに、みずからの価値観を知っておかねければならない。
(私も、勿論そうおもいます。でもそれはこの歳になってというのが正直なところでしょう。
価値観って何。どうやって自分の価値観を知るのか。
NLPニューロ・ロジカル・レベルというスキルを使います。このホームページのウィル e・ラーニングJapanの講座にありますので、ご覧ください。VSP: Vision Strategy Programでも紹介しています。トップページ下段にメールアドレスを入力していただければ、受講できます)
(生き生きと働くための鍵は、自らの強みを知り、自らの仕事の仕方を把握し、自らの価値観を優先する。自らのがもっとも貢献できる状態にすることでした。それが自らをマネジメントすることです。
いかがですか、SE、技術者にとって誰もが身につけるスキルでしょ。学ぶことが出来るスキル、マネジメントです。
私はSEマネージャーの頃、マネジメントはマネージャーが身につけるスキル。と考えていました。今は、SE、技術者なら誰もが、できるだけ早い時期に学んだ方が良い。と考えるようになりました)
(次回は、我々SE、技術者にとても有効なテーマ「時間を管理する」です。
次回も是非お付き合いください)