有機的リーダーシップは技術的な仕事において有効
今日は、第一部 第一章です。
もしあなたが、多くを語らない
よいリーダーであるなら、
あなたの業が成って、
目標が達成されたとき、
彼らはいうだろう、
「われわれはそれを自分でやった」と。
老子
ワインバーグ氏はリーダーシップの2つのモデルを紹介している
直線的モデル
有機的モデル
です。
直線的モデルは、A→B。という単純なもの。
有機的モデルは、Bという事象はいろいろな原因からおこるもの。
という考え方です。
結論から言えば、有機的モデルは技術的な仕事において特に特に有用である。としている。
理由は、技術革新、時間の要素を考慮するからだそうだ。
しかしながら、我々は直背的モデルで人のリーダーシップを判断することが多い。
直背的リーダーシップの特徴は、人ではなく役割にもとづいて定義する傾向がある。
自分に置き換えても「彼はマネージャーなんだから、やってもらわないと」といった具合である。
「アメとムチ」方式も直背的リーダーの現れと考える。
「アメとムチ」モデルでは、リーダーシップは他人をリードすることである。
一方有機的リーダーシップは、プロセスをリードする。
プロセスをリードして、内容を当事者にゆだねるからこそ
老子のことば「われわれはそれを自分でやった」と認識するのだ。
コーチング的です。