技術リーダーシップへの道2

有機的リーダーシップは技術的な仕事において有効

今日は、第一部 第一章です。

有機的リーダーシップ

有機的リーダーシップ

 

 

 

 

 

 

もしあなたが、多くを語らない

よいリーダーであるなら、

あなたの業が成って、

目標が達成されたとき、

彼らはいうだろう、

「われわれはそれを自分でやった」と。

老子

 

ワインバーグ氏はリーダーシップの2つのモデルを紹介している

直線的モデル

有機的モデル

です。

直線的モデルは、A→B。という単純なもの。

有機的モデルは、Bという事象はいろいろな原因からおこるもの。

という考え方です。

結論から言えば、有機的モデルは技術的な仕事において特に特に有用である。としている。

理由は、技術革新、時間の要素を考慮するからだそうだ。

しかしながら、我々は直背的モデルで人のリーダーシップを判断することが多い。

直背的リーダーシップの特徴は、人ではなく役割にもとづいて定義する傾向がある。

自分に置き換えても「彼はマネージャーなんだから、やってもらわないと」といった具合である。

「アメとムチ」方式も直背的リーダーの現れと考える。

「アメとムチ」モデルでは、リーダーシップは他人をリードすることである。

一方有機的リーダーシップは、プロセスをリードする。

プロセスをリードして、内容を当事者にゆだねるからこそ

老子のことば「われわれはそれを自分でやった」と認識するのだ。

コーチング的です。

 

コメントをどうぞこちらへ。