G/M/ワインバーグ 技術リーダーシップの人間学
今日は、第一部 第ニ章です。
有機的リーダーシップのMOIモデルを紹介しています
M:Motivation
O:Organization
I:Ides
ウィル のVSPにおきかえれば
アイデアはビジョン、モチベーションは自己認識となります。
組織化は同じですが、VSPでは目標設定を重視しています。
行動、成果、メタ目標です。
ワインバーグ氏はアイデアを実現する仕組みとしています。
Idea は今風にいえばVisionです。
ワインバーグ氏は、アイデアないしは技術革新、すなわち実現されるもののイメージとしています。
「あるべき姿」、「理想的な姿」と考えましょう。
ここで、私から強調したいのは「技術革新」もっといえば「革新」です。
リーダーに必要なもの、それは「革新」です。
現状維持ではないのです。
ワインバーグ氏は「リーダー達のうち、確実に成功を収める度合いのもっとも高い人々をみると、彼らは全員、技術革新、つまりものごとをより良く行うための方法を重要視することを通じて、人々を力づけるタイプの人なのであった。」としています。
「問題解決型リーダーに共通に備わっているものがひとつある。それは、もっとよいやり方は必ずある、という考え方である」
VSPで言うところの基本原則
可謬主義です。
補足。
ワインバーグ氏はモチベーションの事例で自分の子供の頃の話をしています。
ピンボールというゲームが得意で、もっとうまくなるためには、とアイデアを絞ったそうです。
勿論、腕は上達。
周りの子供達の憧れだったようで、彼は得意になって語っています。
子どもたちにもうまくなってほしいと手をつくしますが、そこは子供達の個性がでて思うようにには行かなかったようです。
実は私も大学生の頃、インベーダーゲームが得意で小さい子のヒーローになってよろこんでいたのです。
変な共通点です。でも、ピンボールは苦手でした。
そして今、スマホでするゲームはやりません。