SE,技術者へマネジメントへの道 4 なぜ生産性があがらないのか

プロフェッショナルの条件 P・ドラッカー

Par2  2章−1  なぜ生産性があがらないのか

( )はウィル、奥野智洋の私見

Why do not you get results. なぜ生産性があがらないのか

成果をあげる能力とは何か

(結論:コミュニケーション力。なぜなら)

知力や想像力や知識は、あくまでも基礎的な資源である。それらの資源を成果に結びつけるには、成果をあげるための能力が必要である。

今日では、知識を基盤とする組織が社会の中心である。現代社会は組織の社会である。それら組織のすべてにおいて中心的な存在は、頭脳を用いて仕事をする知識労働者である。
知識労働者、(つまり我々、SE,技術者)
は組織の目的に貢献して、初めて成果をあげることができる。

知識労働者は、それ自体が独立して成果となるようなものを生み出さない。
知識労働者が生み出すのは、知識、アイデア、情報である。それら知識労働者の生産物は、それだけでは役に立たない。自らの成果を他の人に供給するということである。

働く者を取り巻く組織の現実  成果をあげることが極めて困難になっている
1.時間はすべて他人にとられる
2.日常業務に追われる
3.組織で働いている。すなわち、ほかの者が彼の貢献を利用してくれるときにのみ、成果をあげることができる
4.組織の中に成果は存在しない。すべての成果は外の世界にある。

次回は、成果を大幅に改善する方法
です。ドラッカーがいうところの成果をあげる能力です。

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