働き方を<シフト>する  ワーク・シフトWORKSHIFT

今回から「働き方を<シフト>する」です

いよいよ、著者リンダ・グラットンの言いたいこと。です。

第4部のアプローチで、リンダ・グラットンは挑戦的なことを言っています。

「未来の職業生活に向けて準備するのは、刺激に満ちた経験だ。今後数十年の間に、仕事の世界で多くの変化が起き、キャリアや働き方に関する古い常識が次々と葬り去られる」

(中略)

「ただし、自分に合ったオーダーメイドのキャリアを実践するためには、主体的に選択を重ねその選択の結果を受け入れる覚悟が必要だ。

ときには、ある選択をすれば必然的に何らかの代償を受け入れなくてはならない場合もあるだろう

中略

私たちはこれまでより熟考して強い意志と情熱を持って自分の働き方を選択しなくてはならなくなる。

そのために必要なのはどのような人生を送りたいかを深く考え決断する能力だ。

明るい未来を切り開くためには、これまでの固定概念知識、技能、行動パターン、習慣等を根本からシフトする必要があると私は考えている。

この第4部では仕事の世界で必要な3種類の資本(資源、NLPではリソースといいます)を切り口に未来にどうシフトが必要なのかを見ていきたい」

我々が求めているアドバイスがあります。

仕事の世界で必要な3種類の資本

「第一の資本は知的資本、要するに知識と知的思考能力です。

第二の資本は人間関係、要するに人的ネットワークの強さと幅広さのことである。

第三の資本は情緒的資本、要するに自分自身について理解し、自分のおこなう選択について深く考える能力、そしてそれに加えて勇気ある行動をとるために欠かせない強靭な精神力を育む能力のことである。

自分の価値観に沿った幸せな生き方をするためにこの種の資本が必要となる。

情緒的資本を強化することは3つのシフトの中で1番難しいかもしれない」

私見

3つ目の資本、情緒的資本は今言われてる人間力と等しいと思います。つまりセルフマネジメント能力です。

多くのマネジメント教材は、上記のような問題定義にとどまります。リンダ・グラットンのワーク・シフトでは問題定義~考え方~実行 Why What How があります。

マネジメント・アプローチだけではない良さがこのあたりにあると思います。NLP(コーチング)も同様です。

では次回は第一の資本、知的資本について投稿したいと思います。

次回もお楽しみに

ウィル株式会社

代表取締役 奥野智洋

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