マーケティング目標 (P.F.Drucker) SE,技術者へ マネジメントへの道19

チェンジ・リーダーの条件 P・F・ドラッカー

( )内は、ウィル株式会社 奥野 智洋の私見です。

 

PART2 マネジメントの課題

章 われわれの事業は何か

 

M氏 「前回は、目標を具体化するだった。

今回は、マーケティング目標、イノベーション目標」

 

ドラッカーより

🔴 マーケティング目標

目標の設定においても、その中心となるのはマーケティングとイノベーションである。

マーケティングの目標は1種類であってはならない。

既存市場における既存の製品やサービスについての目標。

🔵 市場の地位(シェア)

市場における地位は致命的に重要。

(自分が決めたポジショニングの目標)

 

 

🔴イノベーション目標

1.製品におけるイノベーション

2.市場、消費者行動、価値観(顧客が得られる価値)に関わるイノベーション

3.製品、サービスを市場にもっていくまでのイノベーション(生産性)

生産性の向上こそ、マネジメントにとって重要な仕事のひとつである。また、困難な仕事のひとつである。

なぜならば、生産性とは、様々な要因の間のバランスでもあるからだ。

生産性とは難しい概念である。しかし、それは中心的な概念である。生産性の目標がなければ、事業に方向性がなくなる。生産性の尺度がなくなれば、事業はコントロールできなくなる。

(M氏「Tマネ、君の役割であるマネジメントは決して簡単なものではない。重要であり事業の中心である。企業の差がうまれるのもここ、マネジメントだ。誇りをもって取り組んでほしい」

Tマネ「はい。なるほどです」

「次は」

M氏「一旦ここで締めよう」

Tマネ「え、まだ2章ですよ」

M氏「ここまでを自分のものにすることが重要。これ以降はそれからでいい」
「自分もそう言ってもらいたかった」

Tマネ「それでは」

M氏「働き方はどうかと」

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次回は「働き方」を、紹介していきたいと思います

次回もお付き合いください)

 

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