チェンジ・リーダーの条件 P・F・ドラッカー
( )内は、ウィル株式会社 奥野 智洋の私見です。
PART2 マネジメントの課題
2章 われわれの事業は何か
M氏 「前回は、目標を具体化するだった。
今回は、マーケティング目標、イノベーション目標」
ドラッカーより
🔴 マーケティング目標
目標の設定においても、その中心となるのはマーケティングとイノベーションである。
マーケティングの目標は1種類であってはならない。
既存市場における既存の製品やサービスについての目標。
(
🔵 市場の地位(シェア)
)
市場における地位は致命的に重要。
(自分が決めたポジショニングの目標)
🔴イノベーション目標
1.製品におけるイノベーション
2.市場、消費者行動、価値観(顧客が得られる価値)に関わるイノベーション
3.製品、サービスを市場にもっていくまでのイノベーション(生産性)
生産性の向上こそ、マネジメントにとって重要な仕事のひとつである。また、困難な仕事のひとつである。
なぜならば、生産性とは、様々な要因の間のバランスでもあるからだ。
生産性とは難しい概念である。しかし、それは中心的な概念である。生産性の目標がなければ、事業に方向性がなくなる。生産性の尺度がなくなれば、事業はコントロールできなくなる。
(M氏「Tマネ、君の役割であるマネジメントは決して簡単なものではない。重要であり事業の中心である。企業の差がうまれるのもここ、マネジメントだ。誇りをもって取り組んでほしい」
Tマネ「はい。なるほどです」
「次は」
M氏「一旦ここで締めよう」
Tマネ「え、まだ2章ですよ」
M氏「ここまでを自分のものにすることが重要。これ以降はそれからでいい」
「自分もそう言ってもらいたかった」
Tマネ「それでは」
M氏「働き方はどうかと」
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次回は「働き方」を、紹介していきたいと思います
次回もお付き合いください)