目標を具体化する (P.F.Drucker) SE,技術者へ マネジメントへの道18

チェンジ・リーダーの条件 P・F・ドラッカー

( )内は、ウィル株式会社 奥野 智洋の私見です。

 

PART2 マネジメントの課題

章 われわれの事業は何か

 

M氏 「前回は、われわれの事業は何か。だった

今回は、目標を具体化するだ」

(Tマネ「つまり予算ですね」

M氏「まっ、そういうこと」)

 

ドラッカーより

事業の定義は、目標に翻訳しなければならない。
そのままでは、せっかくの定義も、決して実現されることのない洞察、良き意図、よき警告に終わる。
目標とは第一に、「われわれの事業は何か。何でなければならないか」という問から導き出される具体的な目標である。抽象的であってはならない。目標とは成果を評価する基準である。いいかえれば、目標は事業にとって基本戦略そのものである」
目標とは第ニに、「行動のためのものである」

(M氏「つまり

この2つの三角形に具体的な目標を設定するということ。
上の三角形は時間軸を表している。
ある時間軸でマネジメントの状態を見るのが下の三角形」

Tマネ「ビジョンに具体的な目標を設定する」ですか
下の正三角形にマネジメント目標を設定する」

M氏「今までの学習からどうなる」
Tマネ「目標には、マーケティング目標と、イノベーション目標がいる」
M氏「いいぞ、それから」
Tマネ「マネジメントには、理念(ビジョン)、戦略、業務執行のレベルがあるので、それぞれの目標がいるのでは」
M氏「よく言った」
「お客の見方も少し変わったかな?」

Tマネ「いえ、まだそこまでは」
「ところで、VSPでは成果目標と行動目標といいますよね、それぞれ戦略目標と業務執行目標ですね」
「このドラッカーからつくられているのですか?」
M氏「基はそのとおり。JQAが今風に使いやすくしている」
Tマネ「M氏がマネジャーだったころはどうしたのですか」
M氏「はは、ドラッカー片手に自分で解釈してマネジメントしていた」
Tマネ「・・・」
M氏「少し、無理はあったが軸があったので良かったよ」
Tマネ「なるほど。では次はマーケティング目標、イノベーション目標ですね」
M氏「おおっ、分かってきたね」

 

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次回もできるだけ簡潔に、紹介していきたいと思います

次回もお付き合いください)

 

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