SE,技術者にマネジメントは必須 マネジメントへの道11

チェンジ・リーダーの条件 P・F・ドラッカー

チェンジリーダーの条件 P・F・ドラッカー

( )はウィル、奥野智洋の私見

(今回から、上記の本、チェンジ・リーダーの条件 P・F・ドラッカーに話を移します。
日本語のタイトルは「チェンジ・リーダーの条件」となっていますが、その左に、THE ESSENTIAL ON MANAGEMENT とあります。
あの分厚いマネジメント上下のエッセンシャル版という意味で、こちらのほうが内容を表していると思います。
この本はドラッカーの本質のエッセンシャル版です。研究者や教授と違い、我々実践者にはとても助かります。
これをマスターすれば、あとは実践編や個々のバリエーションになります。

目次を見ても、マネジメントの課題、責任があります。あと実践が抜けていますが、この2つをドラッカーから学んで、実践編はSE自らが創るべき。ということでしょう)

冒頭の「日本の読者へ」・・・一般教養としてのマネジメントで

情報を知識に転換しその知識を行動に具体化することこそマネージメントの役割だからである。

こうなるともはやマネージメントは専門的な技能ではない。本書でも明らかにしているように一般教養になりつつある一般教養とは教育ある人間が自らの役割を果たすために知っておかなければならないことである。明日の日本あるいは明日の先進国においてマネージメント理解せずに教育ある人間の役割を果たすことはできない。あらゆる人間がマネージメントとは何のことでありその基盤となるものが何であるかを知らなければならない。

 

表現を変えると我々 システムエンジニア技術者は知識労働者である。

専門能力を持って仕事に従事している。従ってマネージメントのポジションにいる人から一から十まで指示を受けて仕事をするわけではない。

上司から受けるのは方針だけである。その方針に従って専門性の高い仕事において、個々の仕事内容を決定するのは我々システムエンジニア、技術者自身であるだからマネージメントは我々にとって必須スキルなのです。

 

(私は「SE技術者組織のコーチとコンサルタントです。コミュニケーションを良くして、組織の一体感を創り業績を上げる。一人ひとりにとっては成長と貢献を実感できる。つまり技術者が自分自身をマネジメントする。人生も仕事も」が使命です。Work in life.

仕事だけでなく、人生において自分と自分の大切な周りをマネジメントしてほしい。

これが私の本音です。

本の赤い帯に、自分と未来は変えられる。

とあります。

NLPコーチングのフレーミングスキルでは、過去も周りも変えられます。

従って、私のコーチング&コンサルティングは

過去も未来も

自分と周りを

変えられる!

となります。

 

次回は、「マネジメントの課題」です。

できるだけ簡潔に、紹介していきたいと思います

次回もお付き合いください)

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