プロフェッショナルの条件 P・ドラッカー
( )はウィル、奥野智洋の私見
Par4 意思決定のための基礎知識
1章 意思決定の秘訣
(今回は意思決定のステップです。SE,技術者が苦手な領域かもしれません。それはつまり、私がSEの皆さんに是非知ってほしい領域でもあります。意思決定の基礎を知り、実践して自分の人生のオーナーになりましょう。中島みゆき 宙船で言えば、自分のオールをどう使うのか。にあたります)
意思決定のプロセスで時間がかかるのは、決定そのものではなく、決定を実施にうつす段階である。決定は実務に降ろさない限り決定とはいえず、意図である。
(しかしながら、実務におろすことの方が実は大変なのである。一度でも取り組んだ事があれば体験としてわかってもらえるでしょう。
その解決策のひとつが、Part3 1章 ビジョンを持つ というより、ビジョンを共有する。である。もう一つは後で述べます(※))
問題の多くは、基本に関わるものであり、原則や手順を通してのみ解決できる。
・その決定の目的は何か
・達成すべき最低限の目標はなにか
・この問題を解決するために最低限必要なことは何か
・妥協。何が受け入れやすいか。に妥協しない。
(いわゆる、PDCAを実践する。=5W1Hの明確化である)
勇気を持つ。
(勇気を持つは、前回(もっとも重要なことに集中せよ)につづき2回めである。よほど重要とドラッカーは考えているようです。
そこで、どうやったら勇気がもてるのか。(※)が今からいうところです。
NLPはこの感情のノウハウがあるからマネジメントと組み合わせるのはピッタリだとおもいます。
NLPの基本前提10.失敗はない。フィードバックがあるだけ(すべての結果は何らかの達成である。ただ、与えられた課題や内容について望んでいたものであるか、そうでないかがちがうだけ。
私は、この基本前提で随分助けられました。
フィードバックがあるので、失敗は無いので、PDCAを回せば、必ず良くなる。と信じられるのです。SE、技術者のマネジメントのポイントです。これとビジョンの共有でチームは変わります。この確信が勇気の源泉です。
もっと言えば、最初は上手く行かなくても、フィードバックを早くもらい、良くすればいい。と考えるようにもなります。
極上のスキルです。
上手く行かなかった。ネガティブマインドをフィードバックととらえる。そのネガティブマインドを乗り越えた体験こそがあなたのノウハウです。)
(ドラッカーは、勇気をもつと平行して「内なる声」「気をつけろ」という内なる声に耳を傾けよ。と言っています。
これについても、どうすればいいかを、NLPのスキルでお話します。
「空白の原則」を使います。
自分自身に心配になることは何か。と問いかけておく。内なる声とはNLPで言えば潜在意識のことです。
潜在意識に問いかけてておくのです、
そうすればあなたが忘れていても、必要な潜在意識が答えてくれます。
自分の潜在意識の声(内なる声)をまってました。と受け入れられるのです)
(次回は、「すぐれたコミュニケーションとはなにか」です。
NLPの18番、コミュニケーションです。さてドラッカーはどうかたっているのでしょうか。
次回もお付き合いください)