プロフェッショナルの条件 P・ドラッカー
( )はウィル、奥野智洋の私見
Par3 自らをマネジメントする
4章 もっとも重要なことに集中せよ
(今回はPart3のまとめです。
1章 私を変えた7つの経験(成果を上げる人の共通点)
2章 生き生きと働くために
3章 時間を管理する
というプロセスからのまとめと言えます)
ドラッカー氏 曰く
成果を上げるための秘訣を一つだけあげるとすれば、それは集中である。
成果を上げる人は、もっとも重要なことからはじめ、しかも、一度に一つのことしかしない。
(私もこのとおりしました。もっとも重要なことを朝1番にはじめました。朝礼などをのぞいて)
自らの強みを生かそうとすれば、その強みを重要な機会に集中する必要を認識する。
古くなったものを整理する。
集中するための第一の原則は、もはや生産的でなくなった過去のものを捨てるべきである。
(現在、あなたがこれまでのリーダー、マネージャーより高い生産性をもとめられているのなら。通常そうだとおもいますが、これまでのリーダー、マネージャーのやり方、マネジメントを同じようにやったのでは、期待に応えられないということは明らかですよね。
・これまでの、マネジメントで廃棄すべきはなんでしょうか
・新たな取組はなんでしょうか)
古いものの計画的な廃棄こそ、新しいものを協力に進める唯一の方法である。
優先順位と劣後順位に関して重要なことは、勇気だ。
1.過去ではなく未来を選ぶ
2.問題ではなく機会に焦点をあてる
3.横並びではなく自らの方向性をもつ
4.無難で容易なものではなく、変革をもたらすものに照準を合わせる
(
)
集中とは、「もっとも重要な事は何か」という観点から時間と仕事について、自ら意思決定する勇気のことである。
この集中こそ、時間と仕事のマスター(主人)となる唯一の方法である。
(SEの仕事のやり方は、受け身です。それは、みずから意思決定していないからです。その意思決定する基準が上記のドラッカーの考え方です。
とにかく、やってみて下さい。すぐには上手く行きませんが、トレーニングを重ねるうちに、上手くなります。
さらに、SEの人生の送り方も多くの場合受け身ではなりませんか。
個人の人生においても、同様の事がいえます。
NLPでは、将来へラポールをかける。
8フレームアウトカムで将来を見る。
ということをします。
ドラッカー氏のマネジメントは、このNLPの考え方も十分入っています。
これから、紹介していきます。
楽しみにしてください。
(次回は、意思決定のための基礎知識です。
意思決定にも基礎があるのです。だから、マネジメント、リーダーシップは学習できるものと言えます。
次回もお付き合いください)