時間を管理する SE,技術者へマネジメントへの道8

プロフェッショナルの条件 P・ドラッカー

( )はウィル、奥野智洋の私見

Par3  自らをマネジメントする

3章  時間を管理する

(今回は実務的な内容です)

時間を管理する。 ドラッカー

ドラッカー氏 曰く

成果を上げるものは時間からスタートする。(仕事ができる者にあらず)

何に時間をとられているかを明らかにすることからスタートする。

次に、自分の時間を奪おうとする非生産的な要求を退ける。

最後に、その結果得られた時間をまとめる。これが知識労働者(SE)には成果を上げるために必要だ。

細切れでは成果につながらない。

従って、時間を記録し、管理し、まとめる。(そして生産性の上がる仕事に使う)

自分の時間をどのように使っているか。 ドラッカー

(記録する。事実を把握する)

時間を無駄にする仕事。 ドラッカー

(注意してほしい。時間を無駄にする「仕事」があるという意味)

時間の使い方を記録する。 ドラッカー

(一般的に、SEはWBSに従って工数管理しているはずだ。これを活用したい。

注意として、1日単位は大まかすぎる。H単位で考えよう。

時間を正確に記録する必要がある。

例えば、このWBSに工数を取れれすぎた調整しておこう。といったことをすると、正確な時間把握にならない)

仕事を整理する。 ドラッカー

時間の使い方は、練習によって改善できる。

1.する必要のない仕事は何か

2.他の人でもやれることは何か(これはマネジメントの立場で書かれています)

3.自らが他人の時間を浪費していることは無いか

自分の時間を知れ。 ドラッカー

自由に使える大きくまとまった時間を作る。

そして、重要なこと(将来的な事)に使う。

(いつも、目の前の仕事に追い回されない)

SEなら、標準化と再利用。

仕事を属人化させない。

標準化して、再利用できるようにしよう。

そして、さらに生産性の高い仕事に従事しよう)

 

(次回は、自らをマネジメントするのまとめ「もっとも重要なことに集中せよ」です。

次回も是非お付き合いください)

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