働き方改革 2018/7 RPA展示から

働き方改革 RPA in ビッグサイト

2018年7月13日

東京ビッグサイト 働き方改革の展示をみてきました

展示では、オフィスのファシリティに目を引くものがありました。従来のデスクワーク、とは違うコンセプトでした。

ということはさておき、

RPA

の展示についてお話します。

全体的には「RPA花盛り」です。

大手メーカー、SIerは展示内容の一部として組み込んでました。

これから期待されそうな、ベンチャー企業では全面におしだした企業もありました。そこから主観で選んだ3点です。

1.RPAの市場は2020年5,000億円。

さらにいうなら、RPAは導入単価がERPの1/10程度。従って、導入企業数でいえば、中小企業を含めて70%になるのではないか。(セミナーより)

2.RPAの技術者不足

現在RPAを導入しているのは、その多くは大手企業です。その大手企業の導入費用は500~1,000万円ではないかと推測している。

そこから割り出されるのは、RPA技術者の単価です。

150~160万円/月・人

であり、技術者不足がわかる

おそらく、大企業では、技術者に3~4ヶ月で開発してもらい(後は自社で対応する)、残りはRPAツール費用だろう。

私見。これを次に導入するであろう中小企業にあてはめると、価格は1/5~1/10ではないか。ただし、中小企業では自社対応が難しいため、逆に1/3~1/4となる可能性もある。

3.RPAを導入した成果

RPAを導入すると、PCの定型業務が自動化されます。つまり、人手が違う業務に振り返られます。(RPAは効果が明確に出る)

ここまでは、省力化、コスト削減ですが。

RPAは、人がすべきと言い難い業務=作業を自動化したことになる。

本質的にはここからで。では空いた時間、人材で何をすべきなのか。

これを考えて行動することが重要です。

作業から、人が本来すべき仕事はなにか。

1936年モダンタイムスですね。80年たってから。

で、このブログで再三お話している、ユニリーバの島田由香さんは、仕事にとどまらず

「働き方改革は人生をどう生きるか」を考えること。と言われています。

RPAはこの島田さんの言葉につながりましたので、RPAが働き方改革につながる。その第一歩というのは間違いなさそうです。

4.余談1

RPAツールの月額使用料ですが、UiPathを含めおおよそ

月額 40,000円~100,000円

のようです。

UiPathの場合、小規模企業(例えば当社)の場合は無料で使用できます。

5.余談2

NTTデータのブースにいきました。

そこで展示していたRPAは

UiPath

WinActor の展示はありませんでした。

ということは、

UiPath いいんじゃないでしょうか。

当社の洞察力も良いのでは

と思った働き方改革のイベントでした。

 

次回もお楽しみに

ウィル株式会社 奥野 智洋

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