では、<第三のシフト>を実践し、お金を最大の目的にはたらくのではなく、充実した経験を味わうために働くという発想に転換するためには、何が必要なのか。
リンダ・グラットンは大勢の人につぎの問いを自問してもらっている
「なぜ、私は働くのか。私はどういう理由で、今の仕事を選んだのか」
以下、典型的な回答です。
*一緒にいて楽しく、いろいろなことが学べる同僚と過ごせる
*手強い課題に取り組める
*柔軟なスケジュール
*学ぶため
*マネジメントをするため
*休暇
*進歩している組織に所属することは素晴らしい
<第三のシフト>をおしすすめる舞台はととのった
●私が働くのは、充実した経験をするため。それが私の幸せの土台だ
おしすすめるには、古い約束事に変わって新しい約束事を形作る必要がある。
そのためにはまず、自分の前にどういう選択肢があり、それぞれの選択肢を選んだ場合にどういう結果が予想され、何を諦めることになるのかを明確に理解しなくてはならない。
ですか。リンダ・グラットンは2010年に発言している。それから8年がすぎた。
日本でも、舞台はできた。といえるでしょうか。
現在では、日本の多くの人も「お金を稼ぎ消費することが最大の目的」とは答えないでしょう。
ということで、舞台はととのった。
しかしながら、そのように答える日本人の多くが「自分で自分の将来を切り拓く」
とは考えていない。
考える機会がない。
という状態は残念だと思います。
この投稿を機会に、自分の将来を考えて欲しいですね。
次々回、自分で自分の未来を築く。
をテーマにします。
お楽しみに。
ウィル株式会社
奥野 智洋