働き方の未来を形作る5つの要因の影響により、仕事に関する古い約束事の土台が揺らぎ、未来に押しつぶされない新しい約束事に転換することがいっそう不可欠になり始めている。
まず人口構成の変化の要因。Y世代(1980~95年生まれ)の多くは子供の頃、両親の人生を通じて、古い約束事に基づく働き方がどういう結果を生み出すかを強烈に思い知らされた。
先進国の経済に倹約の時代が訪れ、さらには、好不況のサイクルが今後も続く可能性が高いと言う認識が広がるにつれて、金儲けと消費だけが仕事の目的であってはならないと言う考え方が生まれつつある。
加えて、温室効果ガス排出削減の必要性が強調されて、大量消費の逆風も強まっている。
テクノロジーの進化も古い薬子約束事の土台を切り崩し始めている。
テクノロジーの力により選択肢が増えただけでなく、新しいテクノロジーのおかげでそれぞれの選択がどういう結果をもたらすかが見えやすくなった。
また、社会の変化に伴い、多様な生き方が受け入れられ始める一方で、大企業勤めへの不満も広がりつつある。
興味深いのは、人々が家庭生活で主体的な選択をするようになると、職業生活面でも主体的な選択をするために内省し、知性を発揮し始めたことだ。
ライフスタイルが多様化するのと足並みを揃えて、伝統的な会社勤めではなく、もっと柔軟な働き方を望む声が高まりはじめたのだ。
このシフトにはもっと根源的で、私と深く結びついたテーマが潜んでいる。
そのテーマとは、権力、地位、私たちが抱くニーズと欲求、そして、職業生活におけるお金と消費の役割である。
1つはお金、消費、地位と仕事の間には密接な結びつきがあり、それを切り離すのは容易ではないかもしれないと言うこと。
もう一つはお金と消費の価値が過大評価されていることが多い反面、経験の価値が過小評価されがちだということだ。
最近の30代、20代の若者は
マイホーム、車、
はほしがりません。
高価なブランドものより
かわいいグッヅ
いい世代が来ました。
と私は思います。
そして、もう一つ
私の娘もそうでしたが、大企業志向はありません。
大企業の入って、昇進昇格をめざす
いつの時代の話?
という感じです。
確かに、選択肢が広がっています。
うちの娘のような自由奔放な人には、いい時代が来ました。
そして、女1人で頑張るんだ
女でも幹部になるんだ
ということもない。
普通に結婚したいといいます。
このあたりは、昔に戻ったかんじです。
仕事か家庭か・・・こんな時代は卒業して
家庭も仕事も社会も充実した生活を送って欲しいですね。
ほんと、主体性が問われる時代です。
お楽しみに。
ウィル株式会社
SE,エンジニアのマネジメント・コンサル
奥野 智洋