本日の日経では「働き方」施行1年延期。とありました。
そんな日本のことはさておき、この本の紹介を6回程します。
もうきっかけも忘れましたが、2012年秋に読みました。
その頃まだ私は「働き方改革」という言葉すら知りませんでした。
そして読み返してみてわかりました。
シスコシステムズ、ユニリーバはこの本の冒頭に出てくる。2010年、「働き方の未来コンソーシアム」という世界的プロジェクトに参加してる。(参加企業45社)
つまり、2010年から先進的企業は「働き方改革」に着手している(すでにしていた)のである。
だから、シスコシステムズ、ユニリーバのセミナーを聞くと実績があり説得力が高かった。このブログでもかきましたが、ワールドワイドの企業は働き方改革が進んでいる。と感想を述べましたが、この「働き方の未来コンソーシアム」に参画している企業ならそりゃそだわな。と納得です。
先進的企業45社は、2025年の働き方未来図を2010年には考ええいた。
これはこの本のなかの文章だが、
「あるべき未来」を描くことは、NLPでもJQAでも同じ。
さらにこの本は
「あってほしくない未来」も描いている。
正確に表現すれば、「漠然と迎える未来」と「主体的に築く未来」である
主体的に築くためには、主体的に未来を考えないといけない。
この本はそうしている。おそらく、この本にある「働き方の未来コンソーシアム」に参画した45社(2010年)のほとんどは、その時から働き方改革を実践したのだろう。
日本は1年延期・・・。世界に遅れる事、約10年。という事もできますが、政府主導でなくてもいいでしょう。
主体的に築く未来が重要です。
繰り返しですが、この本は2010年の時に2025年の働き方の未来図を描いています。
漠然と迎える未来と主体的に迎える未来の2つです。
2010年から7年が経過しました。
つまり、2025年を描いたちょうど中間点に今年は当たります。
そう、一番気になるところ。
予測はあたっているのか。ですよね。
前々回の投稿「働き方改革を成功させるテレワークとは? 田澤 由利さん」を紹介しました。
そのセミナーで田澤 由利さんが話された「働き方改革をこのように実践しています」という内容は、この本の未来予想の方向性とピッタリです。
つまり、当たっているのです。
私の感じでは、この本の内容は2025年よりやや早く実現するのではないか。と思います。
ということで、私は2025年の未来を手にしています。
それを、皆さんに紹介させて下さい。
です。次回をお楽しみに
ウィル株式会社
代表取締役 奥野智洋